近藤製作所

150年の歴史が生む、確かな道具

新潟県三条市は、日本有数の刃物の産地として知られる“ものづくりのまち”。その地で150年にわたり鍛造技術を磨き続けてきたのが、近藤製作所です。創業以来、鍬(くわ)をはじめとする生活に根ざした道具を手がけ、耐久性に優れた製品づくりを追求してきました。 受け継がれた鍛造技術を駆使し、職人の心配りが隅々にまで行き届いた道具は、使い込むほどにその真価を発揮します。近年では、全国的な鍛冶職人の減少により、全国各地からオーダーメイドやカスタム、修理・復元等の依頼も届くようになりました。地域や個人のニーズに応じた、柔軟で丁寧なものづくりに力を注いでいます。

暮らしに寄り添う“現代の野鍛冶”

近藤製作所が手がけるブランド「野鍛冶やまご」は、“わたしの暮らし、わたしの道具”をコンセプトに生まれました。 かつて江戸時代に存在した“野鍛冶(のかじ)”は、人々の生活に密着した暮らしの道具を作っていました。「野鍛冶やまご」は、その精神を受け継ぎ、現代の生活に寄り添うものづくりを行っています。大量生産ではなく、ひとつひとつ丁寧に仕上げられる道具たちは、まさに暮らしにフィットする一品。日々の調理や作業を豊かに彩ります。